腹式呼吸をマスターして、やせやすい体質になります。
方法は胸郭をなるべく動かさず、横隔膜を下げる呼吸を行います。お腹で呼吸するイメージです。
両手をお腹に当てて、鼻からすって口から静かにはききる事を30回くり返します。
お腹が膨らんだりへこんだりしているのを意識しましょう。
※吐くときに軽く手でお腹を押すとコツがつかみやすいです。吐ききったらお腹の力をゆるめると、息が自然に入ってきてお腹が膨らみます。
息を吸う(交感神経が優位)より息を吐く(副交感神経が優位)事に集中することで、自律神経を整えリラックス効果も得ることができます。
これを仕事中や、リラックスしたプライベートタイムに行います。
全身を使った呼吸はエネルギーを多く使います。
また、お腹の中に対するマッサージにもなり、体を温め、基礎代謝の上昇につながります。さらに便秘の予防、解消にも効果的です。
ふだんから腹式呼吸を意識すると、やせやすい体質になります。
特徴
「腹式呼吸ダイエット」は、複式呼吸による横隔膜の運動によるダイエット方法です。横隔膜を動かすと内臓の血行が良くなり、大胸筋を鍛えられるで代謝が高まります。何の道具も使わずに手軽にできます。エクササイズが苦手な人にもオススメです。音楽を聴きながらや、テレビを見ながらでもできます。この方法は寝ていてもできるので、入院中の人でもできるエクササイズとして注目されています。日頃使っていない腹筋を使うので腹筋が鍛えられます。これでお腹の周りの肉がスッキリしてきます。
【逆腹式呼吸ダイエット】
腹式呼吸の派生ダイエットに逆腹式呼吸ダイエットというものもあります。これは、息を吸う時にお腹をひっこませて、息を吐く時にお腹を膨らませます。文字通り腹式呼吸の反対の動作です。当然ですがこの時、胸は普通の胸式呼吸と同じく吸う時に膨らんで、吐く時にしぼみます。腹式呼吸はヨガでも重要な要素の一つとなっています。
・肩幅くらいに足を広げて立つ
・お腹をへこませながら鼻からゆっくり息を吸いましょう。もうこれ以上吸い込めないというギリギリのところまで吸い込みます。
・今度はお腹を膨らませるようにしてゆっくりと口から息を吐きだします。やはりこのときもこれでもかお腹をいっぱいまでふくらませます。
7、8回の呼吸を1セットとして、一日に3から5セットも行なえば効果が出てくるでしょう。
腹筋を鍛える効果もあり、さらには腸を刺激することで便秘解消にも効果があります。
お腹をひっこめたい人におすすめ。ヒップアップ効果もあります。